日本の人材市場:誰も教えてくれない真実 | Vol.1

紹介料35%——なぜ日本はここまで高く、それでも企業が払い続けるのか

日本進出を検討しているなら、まず知っておくべき数字があります。

35%。

これが日本における人材紹介料の相場。 年収ベースで計算され、CxO採用ともなれば**40〜50%**に達することも珍しくありません。

驚きましたか? ほとんどのクライアントは、最初そう言います。

参考までに、米国・英国・シンガポール・ドバイ・中国の相場は10〜25%。 日本は、他国の上限から始まります。


それでもなぜ、企業は払うのか。

払わない選択肢の方が、もっと高くつくからです。

人材業界20年以上、日本・中国・UAEの現場で何度も目にしてきたパターンがあります。

「紹介料を下げたい」と交渉する → 6〜12ヶ月、堂々巡りをする → 結局35%を払う

失うのはお金だけではありません。1年という時間と、疲弊した採用担当者も。

動きが速い企業は、なぜ日本の紹介料が高いのかを理解した上で、それを「日本市場への参入コスト」として受け入れています。


高い紹介料の本質は、人材不足だけではありません。

→ 日本の平均在職年数:12.5年(世界平均4.2年の約3倍) → 転職経験のない労働者が50%以上 → 10年以上同じ会社に勤める人が44.5%

日本での採用とは、転職を考えていない人にアプローチすることです。 それには時間と信頼と、深いネットワークが必要です。

データベース検索への対価ではない。 パッシブ市場へのアクセス料なのです。


そして、誰も語らないもう一つの真実:

採用を難しくしているその「ロイヤリティ」は、入社後にあなたの側に働きます。

日本のプロフェッショナルが転職を決断した時、彼らは本気でコミットします。 その後の定着率は、採用コストを何倍にもして回収させてくれます。

高い紹介料、高いロイヤリティ。これが日本の方程式です。


私は海外企業の日本におけるエグゼクティブサーチ・CxO採用のプロフェッショナル。 人材紹介業20年以上、日本で紹介会社を約8年経営しながら中国に7年、昨年よりドバイにも拠点を構え、クロスボーダーのヘッドハンティングを行っています。

日本でのCxO採用を検討中の方、現場を知る人間と話したい方——ぜひつながりましょう。

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